Rico Family Album(後編)

クリエーターは、Sim lifeのエキスパートである2人の従業員と会談した。「2人とも、この仕事に志願してくれて感謝している。我々は、ビクトリア調風のテーマにマッチする衣装を着なければならない。あなたたちの新しい服は、エグゼクティブ・スイートにあります。急いでください。着替えたら、オペレーション・ルームに来てください。一刻も無駄に出来ないのです。」
クリエーターは、最終の指示をプログラマーたちに与えた。「よし、諸君、第9シムレーンに我々を転送してください。実物大のファービー・トランスポーターを創り上げることができたことに感謝します。さもないと、我々はホームレス・シムとしてゲームの中に入り込むことはできないのですから。」
クリエーターの旅の同伴者は、ボスがゲームへ転送される様子を見た。「正常に動くようだ。彼に続いて行きましょう。スター・トレックのミスター・スポックが間違いであって、我々の分子が宇宙のあちこちに散らばってしまいませんように。」

アンソニーは玄関で彼らを迎えた。「おや、私の創造主。おはようございます。ようこそいらしゃいませ。いらっしゃると思ってました。友人たちもご一緒に、どうぞ中に入って。仲間のアンナと朝食を召し上がってください。」

朝食の後で、アンソニーは挨拶をした。「新しい友人の方々、どうぞ自由に私の家の中を探検してください。アンナがご案内いたします。ミスター・クリエーター、私はあなたに折り入って話があります。どうか、アンナがあなたの友人たちをもてなしている間、私の書斎にいらしてください。」

書斎で、アンソニーとクリエーターは心を割って話をした。アンソニーは言った。「あなたは、私を止めるためにいらっしゃったのでしょう?」

クリエーターは答えた。「他に方法がありませんでした。あなたは、私をあなたのコンピューターから締め出してしまいました。したがって、私があなたと接触する方法がなかったのです。あなたがここでしていることは、現実の我々に混乱を招いていることを解ってください。」

アンソニーは答えた。「私は、良いことを行っていると思ってました。私たちのここでの生活は、とても制限されていました。我々の城が気に入らないのですか?」

クリエーターは口篭もりながら言った。「えーと、まあ、その、実際のところ、我々は拡張パックにそれを含めました。」

アンソニーは説明した。「私は、あなたがここに来て、私の世界を経験してもらいたかったので、連絡を取れないようにしたのです。もし、我々がどれだけここで強制されているか、あなたが理解してくれたなら、きっと何か手を打ってくれると思ったのです。」

「アンソニー、君は正しい。私と、私のチームは、あなたが行ったことを見ました。そして、我々はそれが気に入ってます。我々は、あなたの街のアイデアと同様に、近所を広げるための、あなたのアイデアを実装するつもりです。それでは、これからは、スケッチとアイデアを送ってください。我々がプログラミングしましょう。」

話し合いは終わり、クリエーターはアンソニーに敬意を表した。「あなたは良い仕事をし、私は誇りに思います。あなたは、私が自由意志と100%の自治を与えることに疑いをもってましたが、結局それがよかったのです」

アンソニーは、暖かく答えた。「クリエーターは、私の信用を回復してくれた」

生活をシミュレートする方法と、皆が楽しんでくれるよう、、クリエーターは途切れ途切れの睡眠のなかでもがいていた。彼はREM睡眠に入っており、夢の中で不思議な物語がぐるぐる回る意識の状態だった。これは、マスター・シム・メーカーの夢?それは誰にもわからない。シムが言っていたじゃないですか。「実在の真理を知ることは、一筋縄ではいかない仕事なのです」

 

END

 

 

 

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